東日本大会【総括】
久しぶりの更新になります
2期生の引退、そして3期生を中心とした新チーム始動の節目として、この記事を書きます
全国大会での【1勝】
1回戦はチームらしさが随所に出た試合でした
初回に3盗でランナー3塁を作り、内野ゴロを好スタートで1点先制
2アウトから長短打2本を放ち、2点を追加 【初回に3得点】
4回には特大(推定110m)ホームランが飛び出し、2点を追加
5回に相手のミスも絡んで2得点 コールドゲーム成立 7−0
攻撃、守備ともにミスもあり、完璧とは言えないゲームでしたが、初の全国大会で嬉しい1勝となりました
長打が2本(ホームラン1本、エンタイトルツーベース1本)、シングルヒット5本で7得点は持ち味を出せた結果です
今大会唯一のホームラン(柵越え)を自チームから出せたことはチームとしても自信になりました
全国大会での【1敗】
2回戦は終盤に逆転を許し、敗戦
序盤にチャンスを作るも、得点できないのが痛手となりました
接戦をしないゲームプランがうまくハマらず、結果的に苦しい展開になりました
指揮官としては痛恨の1戦となりました
試合としても、攻撃・守備ともにミスの後に粘れなかった場面がいくつかありました
「負けるべくして負けた」という1戦でしたが、選手・スタッフともに全力を尽くした結果です
逆転負けはダメージも大きいですが、得るものも大きいはずです
この敗戦を決して無駄にしないことを誓います
他チームからの学び
第12回大会優勝チームは神奈川県代表の横浜クラブでした
横浜市の選抜チームということもあり、投手陣も130キロ越えが4名いるなど、個々のレベルは圧倒的でした
かといって、試合は全て大差にならないのが、野球の面白さです
決勝戦は地元の開催地枠で出場した中学校と対戦し、最終回まで2点で負けている展開
先頭打者が四球で出塁すると、3者連続タイムリーヒットで逆転サヨナラ勝利となりました
劣勢の中、得点の入ってないイニングでもベンチからの声が途切れなかったのが非常に印象的でした
スタンドにいても声量を感じるほどなので、おそらく相手チームにはかなりの圧力だっと思います
開催地枠のチームも、好投手から一気に4点を奪い、優位に試合を進めていました
エースは準決勝で約70球を投げていましたが、決勝でも先発
3イニングを抑え、試合を作る役目を全うしていました
そこから継投でなんとか凌ぐ姿は非常に勉強になりました
最後は横浜クラブが勝る結果となりましたが、堂々たる決勝戦でした
エースの球数制限など、圧倒的不利でチーム力に差があっても、接戦に持ち込めることを見せて頂きました
新チーム【テーマ】
さて、ここからが本題です
東日本大会で感じたこと、直前の壮行試合で対戦した強豪チームからの学びを活かして、新チームのテーマを決定しました
今回のテーマは私が独断で決めたわけではなく、敗戦した夜に東日本大会へ帯同していた2年生とスタッフでミーティングを実施して、出てきた意見を元に決定しています
【粘り勝つ】
今年の春の県大会(全日本少年)でも3試合連続逆転勝利となったように、勝つチームには逆境にも負けない「粘り強さ」が必須です
- 追い込まれてから粘れる打者(空振りしない)
- ピンチ、3ボールから粘れる投手(四死球を出さない,コースへ投げ切る)
- 球際を粘って捕球してアウトを取れる野手(守備範囲)
- ギリギリを攻めた走塁(打球判断)
上記のような【勝負強い選手】を育成することが勝利に近づく方法だと考えています
よって、ベンチ入りおよびメンバーはこの要素を重視して選びます
データでいれば、打率やOPSの他にもBB/K(四死球と三振の比率)を重要な判断材料にします
また、新たな取り組みとして、2ストライク後は打ち方を変えていきます(3季連続甲子園ベスト4秀岳館を参考)
新チームでも圧倒的なスキルを持った選手はいません。
頂点を獲るためには、束になってしぶとく闘うことが必ず求められます
伝統の継承【納豆魂・ネバネバ野球】
1期生・2期生は違った特色のある学年でした
新チームの中心となる3期生も違う色を持っています
先輩達が作り上げてきた土台を元に、さらにバージョンアップした野球を作りましょう
チーム初の県大会優勝には「もう一味」が必要です
県大会までは残り2か月ちょっと(11/3開幕)、予選はまもなく開始です
思ったよりも時間はありません
毎日を大切に、全力で準備を進めましょう
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